全国不登校フォーラム
11月24日全国フリースクールフォーラムにひきつづき、28日には
全国不登校フォーラムが開催され、300名ほどの参加者で会場は
満席だったそうです。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000039683.html
前回の「フリースクール」は、初等中等教育局フリースクール担当が
中心となって開催されてて、
今回の「不登校」は、初等中等教育局児童生徒課生徒指導室生徒指導
第一係が中心となって開催されてたそうです。
今回の不登校フォーラムでは、学校関係者が多く集まっていたという
ことです。
「フリースクール」と「不登校」と2回とも参加された方から
話を聞いたのですが、
今回のフォーラムはすごくしんどかったみたいです。
宮本亜門さんの基調講演はよかったんだそうですが、
そのあとのパネルディスカッションがしんどかったとのことです。
パネリストは、校長や養護教諭、臨床心理士、適応指導教室、塾など
の関係者で、「不登校の未然防止・早期対応にどう取り組むべきか」
「不登校の子供たちに何ができるか」というテーマだったみたいです。
家庭訪問を強調したり、一日中ゲームをしている子供をどうするかみたいな
話があったそうです。
前回は、子どもの権利を考えて、子どもの立場から見るという感じが
あったんだけど、
今回は上から見られている、そんな感じがしてきて、
どんどん息が苦しくなってきたとおっしゃってました。
僕は、「今度のフォーラムには、前回のフォーラムへの反発というか
反動があったのではないですか?」とお尋ねしたんですが、
その方は、「今回の人々は、前回のフリースクールフォーラムなんか
全然相手にしていない、もっと上から目線な感じがする」ということでした。
う~ん、そうかあ。
ま、これが現状ということで、文科省にできる有識者会議のメンバーは
どんな構成になるのかなあ。