レールから降りてみよう

定年まであと4年あるのに、退職しました。3月31日昼まで目一杯働いたので、4月1日はボーッと過して2日もボーッとして、3日もボーッとして、さすがに落ち込みました。「早まったことをしたのか?!」(^^;;

じゃあ、なぜ教師をやめたのか? それは不登校ニートの我が子たちともっとかかわりを持ちたかったから。結局そういうことになるのではないか!?
 
カフェを開業したいというのは、もちろんある。自分らしい空間で珈琲をいれてお客さんに楽しんでもらう。それはすごく心そそるものがある。
 
でも、それが目的か?
 
・・・違うんじゃないか? 教師をしてて僕が苦しんでたのは、自分のしている仕事と我が子たちのおかれている状況にあまりにも隔たりがあるということだったのでは?
 
ぼくがやりたいのは、不登校ニートの状態におかれている人の進路をどう考えるかということじゃあないのか? 学校に行かないと決める……その先はどうなるんだ? 不登校ニートには未来はないのか? そんなはずはないだろう。
 
ただ、今までの発想じゃあだめなんじゃあないだろうか? 学校や会社に所属してという発想ではしんどくなる。別の発想が必要……じゃあ、どんな発想がいる?
 
ほとんど家にいる子どもたちを見ていて、「バイトでもすればいいのに」と思ってしまう。でも、そういう僕の気持ちは子どもたちに絶対伝わっているだろうな。それが子どもたちをつらくさせているだろうなとも思う。
 
毎日考えるのは、我が子のことであり、不登校ニートの状態におかれている子どもたちのことです。これは教師を続けていれば絶対考えてなかった。いや、考えようにも仕事のことでいっぱいいっぱいで、考える余裕はなかっただろうな。収入はゼロになったけど、落ち着いて考えることができたので、今はそれがうれしいです。